インドビジネス私見考察その2:トンデモ事例に遭遇しないためには?
実家のファミリービジネスで詐欺まがいの事案に遭遇し掛けているので、所謂「詐欺師スカウター」はそれなりに敏感だと自負しているつもりです。
この前の記事で考察していた関係性が長続きするしないの話に繋がるかもしれませんが、トンデモ案件に遭遇しないためにはどーすりゃいいのか、個人的な経験をもとにチェックポイントや事例を紹介できればと。
【過去記事リンク】
傾向(個人的な経験)
思い返すと、こいつ怪しいな、胡散臭いなと思った事例って以下のような傾向が見て取れますね。あくまでも個人的な経験ですがw
- 契約関係の話や具体的な手順もそこそこに、いきなりビジネスしだそうと言ってくる。例:とりあえず何かやろうぜ!
- とにかく話の内容が抽象的で判断するまでに至ることができない。例:日印コラボレーション!、日本とインドの関係は最高!と表面的な美辞麗句のみ。
- 謎の人脈自慢。わかったよ、どうせ自撮りしたのを人脈と言い換えているだけなんでしょwww
- 謎の自撮り&SNSアピール
- 謎の顧問自慢。御大尽なのはわかりました、実績くれ!
- 謎に受け身、というかお金をもらうことが前提の話になっている。いちいち、「お前は俺らに何をしてくれるのだ」ってジョン・F・ケネディの就任演説か!!!!!wwww
- 意味もなく、ビジネス関連の画像や動画を送りつけてくる。いや俺お前のコンサルタントじゃねーし、取引もないしそこまで関係が深くないよな?携帯の容量の無駄なんですけどww
実際に経験したトンデモ事例(全部詐欺未遂ね)
- 政府の元役人だと偽って中央政府とのコネクションをちらつかせてお金だけ巻き上げようとするパターン。デリーでしたっけね。普通にアポを取れば、オフィスに入ることできるのにわざわざ5星ホテルに呼び出して「オフィサーはオフィスには人呼べないのだよ。」といやいや、そんなわけないっていう。しかも所属証明もしないで契約せぇ!と思わず私の詐欺スカウターが発動してしまいましたよと。
- 「日印コラボ!」と篤信高い志を持っているけど、当たり屋的に投資資金を巻き上げようとしてくる。所属スタッフの間違い電話で極めて非礼な態度を取られたので、クレームの電話を入れたら「そんなんじゃインドではやっていけない。」と謎マウンティングされ、他のコミュニティで意味不明な影口をたたき出す有様。流石、日印コラボと言うだけのことはありますわ。
- 簡単なインタビューへの報酬について守銭奴のように催促しまくってきて、「俺はお前のアカウンタントではない。」と宣う自称マーケター。友人でもないのに、「最近どうだ?セールスとかで手伝うことあったら言ってくれ」とあまりにもうざかったので、「なぜ君にいちいち近況を伝えなければならないのか、必要なら連絡する。」とWhatsappとLinkedinを即座にブロックしてさよならです。
- 向こうから会いたいと言ってきたのにアポの日になって「ごめん重要な面談があるから」と謎の顧問に話させて、具体的な話にもならず、「話すことはない」と言われ、何のための時間だったのか意味不明なことをしてきたスタートアップのしゃちょさん(IIT卒)。控えめに言って失礼で大草原でした。本当にIIT?と疑いたくなる事案でしたね。
関係性の長続きのところで言ってた感じで、なんか続くことがなさそうな人については深追いしないで案件に応じて是々非々なのかなぁという所感です。