バンガロールでスタートアップのインド法人を立ち上げ中な文科系男子のインド日記()

大手損保→人材ベンチャー→実家のあれこれ→日系現地法人→バンガロールで日系スタートアップ法人立ち上げとふらふらしている文科系男子のインド備忘録

速報更新:新型コロナウイルス・インド入国の関連まとめ(4/15時点)

毎日のように更新されていきますね。ログが溜まっていくので、章立てを変更しました。後に行けば行くほど、過去ログをたどることができます。

 

私見を交えてですが、生じえる問題としては以下ですかね。もう既にビザ持っている人は理論上出入りはできますが、出たら検疫とか諸々再申請必要できついんじゃないすかね。

  • インド以外もインドからカバーしている場合はインド国外へ出ることができなくなる。
  • 異動のタイミングがぐちゃぐちゃになり、後任前任の引き継ぎや着任タイミングが大変なことになる。
  • 出張や視察ツアーが延期か、中止。
  • JAL直通便(成田バンガロール)の就航延期(NEW)

 

最新情報(4/15時点)

14日にモディ首相がロックダウン延長を宣言しました。5月3日までとのことで、併せて国内便&国際便も運航停止となります。本当に5月まででどうにかなるんすかね。(;´・ω・)

 

1. 3/18-3/22までの情報更新

入国関連では以下のような状態です。

3月19日,インド政府は,国際民間旅客航空便のインドへの着陸を3月22日から一週間停止すると発表しました。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0091

 

この動向に合わせて、JAL&ANAが臨時便を出すそうです。

日本航空は,3月22日,24日,25日,27日,28日に,デリー発成田行きのフライトを臨時運航することとなりました。(当該便はデリー発便のみ利用可。成田発は利用できません。)

 

全日空は,3月22日01:25発のNH828便(デリー発成田着)を臨時運航することを決定しました。準備が整い次第,販売を開始するとのことです。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0091

 

2. 3/14時点での情報更新

はい、カルナータカ州で動きがありました。

1 13日,カルナータカ州政府は,新型コロナウイルス対策として以下の事項を決定しました。
(1)映画館,モール,結婚式場,パブ,音楽祭,マラソン,ナイトクラブのような大人数の集まる場所は閉鎖する。
(2)学校,大学,課外授業施設(coaching classes:日本の塾・予備校に相当)には閉鎖を求める。
(3)プール,多種目スポーツ施設(multi-sports facilities),ジムは閉鎖する。
(4)国際会議を含む会議,ワークショップ,結婚式,サマーキャンプ等,大人数が集まる行事は中止する。
(5)すべての私立病院は,新型コロナウイルスの疑い患者が判明したら遅滞なく保健・家庭福祉省に通報する。100床以上の病院は新型コロナウイルス患者のために数床確保する。
(6)IT・バイオテクノロジー企業に対し,従業員に海外旅行を控えさせ,在宅勤務認めるよう勧告する。
(7)宗教的な集会は参加人数を減らす。

2 これらの措置は,14日から1週間施行され、その後、状況に応じて州政府はさらなる決定を下します。

 引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=81416

 

あと、JAL直通便も就航延期になりました(´;ω;`) 

3. 3/10時点での情報更新

3月9日、10日で更新がありましたので、アップデートです。インドでの陽性がちらほら出ているような印象を受けます。43件まで増えたようですね。

 

【3/10引用文】

●9日夕刻,カルナータカ州最初の新型コロナウイルス陽性反応例として,ベンガルール市のホワイトフィールドに居住するソフトウエア・エンジニアの男性の陽性が,当地各紙報道により判明しました。

●これを受けて,カルナータカ州政府はベンガルール市とベンガルール農村県(Bengaluru Rural District)のすべての小学校(primary schools)を休校にしました。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=80773

 

【3/9引用文】

1 インド政府によると,3月7日以降,インド国内で12例の新型コロナウイルスの新たな陽性事例が確認されました(ラダック連邦直轄領:2例,タミル・ナド州:1例,デリー:1例,カシミール準州:1例,ウッタラ・プラデシュ州:1例,ケララ州:6例が追加)。3月9日現在のインド国内感染者の合計は43例となっています。

2 3月5日,シッキム州政府は,新型コロナウイルス感染拡大を防止するため,全ての外国籍者に対する入域許可証(Inner Line Permit)の発給を3月5日以降一時停止すると発表しました。
3月6日,同様にアルナーチャル・プラデシュ州政府は,外国籍者に対する保護地域訪問許可証(Protected Area Permit)の発給を一時停止すると発表しました。
これら地域への渡航を検討されている方は,最新情報の入手に努めてください。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=80706

 

また、JAL&ANAも減便を決定したようですね。

 

3 日本航空は,新型コロナウイルスの影響に伴う需要減退にかんがみ,成田・デリー線について,次のとおり減便を決定した旨発表しました。なお,3月20日以降は未定とのことです。

JL749/JL740の運休予定
(運休)3月13日(金),15日(日),17日(火),19日(木)
(通常どおり運航)3月12日(木)まで,及び14日(土),16日(月),18日(水)

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=80719

 

3 全日空は,新型コロナウイルスの影響に伴う需要減退に鑑み,一部の国際線運航便の一時減便・運休を追加決定した旨発表しました。インドに該当する運航便は次のとおりです。いずれも3月29日以降は未定です。
(1) 成田・デリー間(NH827/828)
成田3月16日発/デリー3月17日発まで通常運航。成田3月17日発/デリー3月18日発以降,成田3月28日発/デリー3月29日発までは,成田発が水・金・日曜日,デリー発が木・土・月曜日の週3便となる。
(2)成田・ムンバイ間(NH829/830)
3月16日発以降,3月28日発まで往復とも運休。
(3)成田・チェンナイ間(NH825/826)
3月18日発以降,3月28日発まで往復とも運休。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=80314

4. 3/4時点での情報更新

日本への不要不急の渡航中止の呼びかけ、全国際便での検査実施が通達されていますね。あと、インドでも陽性事例が28件になったとのこと。

 

【引用文】

●インド政府は,日本への不要不急の渡航の中止を呼びかけました。
●3月3日から4日にかけ,インド国内で新たな新型コロナウイルスの陽性事例が確認され,インドでの陽性事例は合計で28例になりました。
●インド政府は,今後は特定の国からの航空便に限らず,全ての国際便の搭乗者に対して,入国前の発熱検査等を行うと発表しました。

1 インド政府は,従来の中国,イラン,韓国,イタリアへの渡航情報に加え,日本への不要不急の渡航中止を呼びかけるとの渡航情報を発出しました。

2 また,3月3日から3月4日にかけ,インド国内で新たな新型コロナウイルスの陽性事例が確認されました。2月上旬までに確認されたケララ州での3例(既に退院)及び3月2日にデリー及びテランガナでそれぞれ確認された2例に加え,ジャイプールで確認されたケース及びその関係者が17例,アグラで確認されたケースが6例とのことであり,インド政府によると,これまでにインド国内で感染が確認されたケースは合計28例となりました。

3 さらに,インド政府は,今後は特定の国からの航空便に限らず,全ての国際便の搭乗者に対して,入国前に発熱検査等を行うと発表しました。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=80033

 

5. 3/3時点での情報更新

 まだ入国していない日本人:3月3日以降、日本人はインドに入国だめよ。今インドにいる日本人はビザ有効だけど、インド国外にでたら再入国もアウツ。ビザ取り直しって中々に鬼畜ですね。

 

【引用文】

●インド政府は,まだインドに入国していない日本人に対して3月3日以前に発給されていたあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。
●同発表によると,インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとのことです。また,2月1日以降に日本を訪問した外国人に対して発給されているビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となるとのことです。

1 3月3日,インド政府は,まだインドに入国していないイタリア,イラン,韓国,日本の国籍者に対して3月3日以前に発給されているあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。インドに入国する必要がある人は,最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザの申請を行う必要があるとのことです。
また,インド政府は,2月1日以降に中国,イラン,イタリア,韓国,日本を訪問した外国人に対して発給されているビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となると発表しました。

 引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=79869

 

【引用文】

●インド政府は,日本人に対して3月3日以前に発給されていたあらゆるビザ(通常ビザ及びe-Visa)は無効となる旨発表しましたが,これは就労ビザ等でインド国内に滞在する日本人が一時的に出張や休暇等でインドを出国した場合でも適用され,インドに戻るためには,出国先国の最寄りのインド大使館,インド総領事館において新たなビザを取得し直す必要があるとのことです。
引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=79913

 

元ソースとなる、インド政府公式見解はこちら。(3/3更新)

https://boi.gov.in/content/advisory-travel-and-visa-restrictions-related-covid-19?fbclid=IwAR3iDXMnYMQB2-LhDk4mq3pycSdx_GZUEe6gVy4MQ8krS75I4NI0xBkjOQg

 

引き続き適宜更新していきます。

 

【ご参考】以下、過去インドのコロナ関連のログ:

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f:id:osadaken:20200303024226j:plain


ということで、2月初頭から報道されており、SARS並みに世界的にやべーことになっているみたいですね。

 

SARSの頃は実家の静岡&焼津にしか生活圏がなかったので、SARSって対岸の火事やろ的な感覚しかなかったと記憶しております。SARSって2000年代の話だったのね。

 

ただ、インドに生活拠点を移してる故、この手のパンデミック系は二国間ビザの発行や入国管理における対応が変わってくるのでセンシティブなんですよねと。入国できなくなったらいろいろ大変という。

 

ということで、今インドと日本の間において、分かっている情報をまとめてみました。 

 

【留意点】

*ビザ(査証系)については、公的機関の情報しか参照していません。ソースがないものについては参照していないつもりです。

**各国対応について論議する気はないです。

***最新情報は常に更新されるので、自分でもアップデートに努めて頂きたく。

 

6.コロナウイルス情報:感染マップ

ジョンズホプキンズ大学でよくまとまった感染マップがあるので、リンクを置いておきます。

 

【Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE】

 

gisanddata.maps.arcgis.com

 引用元:https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 

7.インドの状況

ということで、見てみましょうか。

 

7-1.インド入国のためのビザ状況

情報ソースはこちら。3月2日時点最新情報です。

 

新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

 

見たところ、日本人に対しては、e-visaとArrival-visaがダメになっているぽいですね。

日本国籍者等の渡航に対し,電子ビザの発給停止(2/27以降)。日本および韓国国籍者の渡航者に対し,到着ビザの発給停止(2/28以降)。

 引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html#India

 

電子ビザとアライバルビザについてはこちらが補足です。発行済については大丈夫な感じです。

 

【引用元】

4)従来,日本人及び韓国人向けに提供されてきたVisa on Arrivalのサービスを2月27日から一時的に停止する。また,e-Visaサービスについても,日本,韓国,イラン,イタリア国籍の申請者による新規の申請を受け付けない。今後,インドへの渡航のために査証を申請する場合は,東京のインド大使館又は大阪のインド総領事館等,各国のインド大使館・総領事館の窓口で申請する必要がある。(ただし,インド政府は,既に発給されているe-Visaは有効であり,e-Visaシステムを通じて既に発給されているETA(Electronic Travel Authorization)についても有効と説明している。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=79759

7-2.インド入国時における検査状況

続いて、検疫状態について詳細まとめてみましょうか。こちらの情報ソースは総領事館から発状されている安全情報となります。

 

【引用文】

3 同じく新型コロナウイルスに関連してインド政府が実施している検疫措置は次のとおりです。
(1)国内21空港等において,中国,香港,シンガポール,タイ,韓国,日本,マレーシア,インドネシア,ベトナム,ネパールから到着する航空機の搭乗者に対して,入国前に発熱検査及び健康診断カード申告によるスクリーニングを実施する。
(2)スクリーニングの結果,発熱(37.22℃以上)や咳等の呼吸器症状がある場合には,停留(検疫)施設や医療機関に送られ,一定期間停留される可能性がある。
(3)これらの国から到着した渡航者は,入国後28日間,インド政府による観察対象者とされ,健康状態等について照会される場合がある。新型コロナウイルス感染者や感染の疑いのある者と接触があったと判断される場合は(疑い事例の人と機内で近くの席に座っていた場合を含む),隔離される可能性がある。
(4)韓国,イラン,イタリアからの渡航者及び2月10日以降に韓国,イラン,イタリアへの渡航歴がある人は,インド到着後に14日間にわたり停留される可能性がある。

 引用元:インドにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起(3月2日:ベンガルール)

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=79759 

 

7-2-1.健康申告カード

 入国に関しては、健康申告カードの記載があります。以下情報を記載して疑いなければOKです。これとサーモ検査で問題がなければ、入国可能です。

・パスポート情報

・インドにおける詳細滞在先(住所、番号、インドローカル電話番号:携帯もおk)

・中国の滞在経験有無

・熱咳呼吸障害ないかの記入

 

7-3.インドが入国を制限掛けている国

中国についてはもちろんですわな。外国人で中国行ったことある人はインド入国NGのようですね。

(1)現在中国(香港,マカオ,台湾は含まない)にいる中国人及び外国人は,2月5日前に発給されたビザ(通常ビザ及びe-Visa)ではインドへの渡航は許可されず,2月6日以降に在中国インド大使館又はインド総領事館で発給されたビザを所持していない限り,入国は許可されない。中国からインドへの渡航の必要がある人は,北京のインド大使館又は上海又は広州のインド総領事館に連絡する必要がある。
(2)1月15日以降に中国(香港,マカオ,台湾は含まない)への渡航歴がある外国人のインドへの入国は,空路,海路,陸路を問わず許可されない。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=79759

そんで、イランについても追加されましたよと。

2月29日,インド内務省入国管理局は,イラン人及び2月1日以降にイランへの渡航歴のある外国人(同日時点でインド入国中の人を除く)の有する査証は無効となり,イラン人及び該当する外国人の入国は制限されると発表しました。

引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=79759

 

8.個人的な経験

 この1カ月でバーレーン、マレーシア経由でインドに入国したので、どんな感じだったか記憶をたどってみました。

 

バーレーン(2/22にインド入国):

到着したタイミングでの検疫は無しでしたが、イミグレのオフィサーに「悪い、日本国先の場合、念のため、チェックしなきゃなので空港の健康チェックルーム行ってくれ!」と言われて、上記のフォーム記入とサーモ検査でおkもらって入国。

 

マレーシア(3/1にインド入国):

到着したタイミングで検疫あり。上記のフォーム入力はマスト。住所に抜け漏れ、電話番号インドじゃないと詰められているケースが散見されました。簡易サーモで温度よければ通過可能でした。オフィサーに「中国行っていないよな?な?」という感じで聞かれまくりましたので、「Absolutely No(ドヤ顔」で切り抜けました。

 

OKをもらうことができれば、ボーディングパスに検印をもらうことができます。上がバーレーン経由、下がマレーシア経由のものです。

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個人的には、ドバイ・カタール・スリランカからインドへ入国すればそこまで検査は厳しくされないのではないかと思案します。ただ、日本人である時点で検査は免れないもののだと存じますが。。

 

改めて、感染しないためにも、手洗い・うがい・消毒・マスクは確りしませうと感じました。また適宜この記事はアップデートします。