更新!インド海外転職の方法/その2:各論(エージェント寸評と向き合い方)
かなり前に書いた記事の追加版ですね。現地にいるとエージェントのあんな情報やこんな情報が入ってくるので、当時感じていた感覚に裏付けが生じて、あーなるほどとなる今日この頃です。そして情報のアップデートは定期的にしなきゃなぁという感じです。
【更新1】エージェント情報の更新
【更新2】募集企業の視点を追加
インドに出てきている日系エージェント
パーソルキャリア以外は出てきていますって感じ。あと1社、独立系の会社(ミライスト)も存在。マイナビは最近リリース出たけど、どんなことをやるのかしら。移り変わりが早い業界なので、すぐプレイヤーが変わりそうな印象。
【エージェントリスト】
ジェイエイシー
彼らは全部デリーにHO(ヘッドオフィス)を置いて、出張ベースでインド全土に営業展開しているようですね。パソナは人を分散しているようです。本当のインド人ナショナル採用をビジネスで回しつつ、日本人現地採用案件で収益上げているのかなぁと。となると、首都のデリーに日系企業が一番集まるのでそこへ拠点を傾注しているという感じですかね。
【脚注】
パーソルキャリア、何もないかと思ったら、下部組織のオープンイノベーション部隊がバンガロールのアクセラレーター兼スタートアッププラットフォームと提携してましたね。
引用元:パーソルキャリアホームページ
【脚注2】
マイナビも投資部隊がデリーグルガオン方面に出てきているとかいないとか。なんか公開情報あった気がします。
活用してみての日系エージェント寸評+地元からの評価
- リクルート:安定のリクルート。「闘いは数だよ、兄貴」を体現。
- パソナ:日本人数が多いのと、紹介だけじゃあなく、HRコンサルも手掛けているので、少し路線が異なる印象。南北満遍なく人員を配置している印象。
- ネオキャリア:敏腕MDが良い仕事をしてくれましたが、帰任か転勤になったのでどうなんでしょうかねぇ。追記:敏腕MDは転職していましたね。
- エンジャパン:ベトナム法人経験のあるMDがイケています。ポジションとして買収した会社の定着とあとはインド人案件注力で日本人案件はそこまでやっている感じではなさそうでした。たぶん日本人ほぼ帰任した?
- ミライスト:インドスペシャリストの社長が凄い。一次情報系も揃っている印象。現地採用された人達からの信頼も厚い。
- ジェイなんたら:クライアント向けではなく、自社向けの採用活動にご執心でしたね。つまり論外。お話になりません。どれくらいお話にならないかというと、某シンクタンク以外の会社と自社を比べることが彼らにとってはおかしいらしく、「おいおいおい本当に候補者のためにならないエージェントだなぁ」と強く実感しました。笑 さらにいうと、クライアントにも見下した態度をとっている姿勢が見え隠れするので、クライアントファーストな仕事なんで出来ないでしょう。どうやら諸悪の根源だったMDが帰任になったらしく、今後の改善が期待できそうなフラグ。そして神営業マンが降臨したが、彼も退職したので今後どうなるかは不明。
加えて、活用した方たちの話を聞いていると、上記リストにおいては、ミライストまでの企業は安心してお任せできるようですねぇ。(裏取りする中で、日本人コミュニティの狭さと情報展開の恐ろしさを実感。)
エージェントを選ぶ軸(転職者視点)
やはり海外経験の有無がはっきり評価に分かれてきてしまっているのだなぁと実感。ただ、いつこの状況が変わるか分からないのでエージェントを選ぶ軸はこんな感じで持っていればよいかと。
【エージェントを選ぶ軸】
・海外で案件を回した&インドで案件を回したことのある担当者orMDかどうか(某社はインド嫌々オーラが全開だという目撃情報もあり失笑w)
・案件を十分に保有しているか(案件保有していなければ意味がない。)
・社内体制がしっかりしているか(人手不足で自社採用を優先していないか)
・案件を単に充てまくっているだけじゃないか
あとは、担当者と合うかどうかだけなので、事前のスカイプ面談とかで上記軸確認しながら話せばいいのかなぁと感じた次第ですん。
エージェントとしてもインドの中ではローカル案件に比べ大きい日本人案件からの手数料で稼ぎたいという思考回路が働いているので、一緒に準備しつつ案件を進めていけば、よい協力体制を築けるのではないかと思料。
エージェントを選ぶ軸(企業視点)
転職者視点ではなく、企業視点も出してみましょうか。
- レジュメをLinkedinから持ってきただけじゃないかどうか
- ファクトチェックができるかどうか
- アセスメントができるかどうか
- リファレンスチェックができるかどうか
- スキルチェックができるかどうか(エンジニア採用)
これに尽きるんですかね。単にレジュメを右から左に流しているだけのエージェントさんも居て、「いやぁ介在価値は何なのさ?」ってなってしまいがちですので、気を付けなきゃと感じました。
という感じでややステマ記事・灯篭記事になっていますが、参考になれば幸いです。