バンガロールでスタートアップのインド法人を立ち上げ中な文科系男子のインド日記()

大手損保→人材ベンチャー→実家のあれこれ→日系現地法人→バンガロールで日系スタートアップ法人立ち上げとふらふらしている文科系男子のインド備忘録

インド海外転職の方法/その1:いわゆる「セカイ就活」総論

べ、別に「必見!●●ノウハウ何選!」な感じじゃあないんだからね(ry

 

どうやってインドに来たか的なノリでまとめてみます。「やべぇ転職回数刻み過ぎた!国内でのキャリア詰んだ!!!海外脱出!」なテンションで活動しました。あーしときゃよかった、こうすると面白い的な話です。一般論まぜつつインド向けが多いので悪しからず。とは言え、今回はやや一般論メインかw

 

 

海外転職の定義

駐在以外で海外で働く手段としては、現地法人採用が主たるものになります。ごくまれにベンチャー企業の駐在案件も出てきますが、基本は日系企業の現地子会社、現地法人の社員として現地の人と一緒に働くと考えるべきでしょう。海外に飛ぶ出すから、「セカイ就活」とも言われるみたいっすね。

海外転職の種別

海外転職の種別は主に3種類に分かれます。(ワーホリは除く。)

種類 概要 求人数 選考フロー(例) 待遇
現地法人採用 日系企業の現地法人社員としての採用
ライン上司→人事→現地法人社長
現地水準
地場企業採用 非日系企業のジャパンデスク社員としての採用 ライン上司→現地法人社長
駐在員採用 駐在員としての採用 希少 ライン上司→人事→本社社長 駐在員

日系企業にとっての現地法人スタッフ(日本人)採用の意味

(1)コストカット=駐在員のリプレイスメント

ざっくり肌感覚で、駐在員1人投入する費用=現地法人スタッフ3人くらいなんじゃあないでしょうか。駐在員って駐在員手当、危険手当、住宅手当とか会社の都合で派遣される代わりに種々の手当が+でついてくるのでコストとも考えられるみたいですね。

(2)市場開拓(でも駐在員大量投入は避けたい)

「今この市場が熱い!市場開拓じゃあ!!!でも費用は最小限に抑えたい。」という時にも現地法人スタッフは営業の尖兵として期待されるみたいです。それなりに責任のあるポジション(あるエリアの日系企業開拓全部お任せ等)もあるのでエキサイティングではないでしょうか。

(3)地場日系クライアント対策

「クライアントについて進出してきたけど、スタッフが足りない。かといって駐在員も増強できない。」という企業がよくやるやつです。地場日系企業の要求水準を満たすためには現地国のスタッフだけでは物足りないって感じた時に募集が掛かります。

(4)現地法人におけるナレッジ蓄積

駐在員の任期が平均3~4年だとして、短任期で帰られてしまったり、頻繁に交代が発生してしまうと現地法人にナレッジが貯まりません。そうならないように、腰を据えて働いてくれる人募集なノリで採用って感じです。

海外転職の情報収集方法

意外とWebでまとまっている情報は少ないのかなぁという印象です。エージェントや海外転職専門家の書籍で集める感じですね。

海外転職系の書籍

やはりもりぞお先生の書籍が網羅的でしょうか。この分野での先駆者なので、https://www.facebook.com/tatsuo.moryもフォローすれば大体の海外転職のイメージができるのではないかと。

store.toyokeizai.net

セカ就! 世界で就職するという選択肢 森山たつを 内容紹介

*上記の2冊は3~5年前に書かれているため、やや指標や現地情報は補完する必要ありです。基本的な内容は2017年でも通用するのかなぁと。

www.keizaikai.co.jp

海外就職情報サイト

こちらのサイトがよくまとまっており、おすすめです。カウンセラーの方もキャリア相談に乗って下さるので、活用しやすいです。

www.kaigai-shushoku.com

 

海外転職エージェントの活用

基本的には海外に出ていっている日系エージェント(リクルート、パソナ、インテリジェンス、ネオキャリア、エンジャパン)を活用するのが一番手っ取り早いです。

エージェント活用時の留意点

素人目線の完全主観ですが(笑)

(1)強引に自社採用へ誘導しようとするエージェントはNG

海外転職で初めてですね、自社採用へ誘導掛けようとしてくるエージェントがいたのはw並行して受けさせてくれればいいんですけど、さっさと内定出して意思決定迫る会社も居て震えましたwww

「あ~人が足りないんですね、そりゃあ人がほしいのは分かるけど、職務放棄乙。他社も進めろや。」という感想です。

(2)提案数・提案力がないエージェントはNG

面談後に提案数がほとんどないのもう~んって感じです。企業との関係ができておらず、求人もらえていないってことなので、結果的に書類選考の通過確率も下がるのではないかと思えてしまいます。

(3)ひたすら応募させようとするエージェントもNG

設定面談数がKPIなんだろ?wって印象を受けます。自分の要件や希望に合わない企業も無理やり受けさせようとするのもちょっとどうなのかと。

(4)主要な求人は被ることが多い

主要日系企業も母集団形成をしたいので、複数のエージェントを活用していることが多いです。従って、合うエージェント1社とお付き合いした方がいいのではないかと。個人的には多方面同時活用で求人が被り、コミュニケーションで手間がかかり、凄い後悔しましたw

自分に合うエージェントって?

(1)売り込みポイントを理解してくれる人

候補者の強み・キャリアを正確に把握して企業側へ売り込んでくれるエージェントは有難いです。バックグラウンドや自分が経験した企業のことを分かってくれる人と組めると最高っすね。

(2)正確な提案をしてくれる人

「あなたの軸は~~~です。その軸に合う求人はこれで、AとBとCの観点から合っていると思うのです。」って感じな提案をしてくれる人も有難いです。なぜこの求人が自分に合っているのか明確であればあるほど受けやすいですよね。

 

とまずはこんな感じですかね。やや一般化しすぎているかもですねw

また忘れないうちに、もっと具体的な選考とか流れを次まとめてみます。