バンガロールでスタートアップのインド法人を立ち上げ中な文科系男子のインド日記()

大手損保→人材ベンチャー→実家のあれこれ→日系現地法人→バンガロールで日系スタートアップ法人立ち上げとふらふらしている文科系男子のインド備忘録

【備忘録】国連におけるグレタ=トゥーンベリ女史の演説

インドア派なので、かなりの頻度でSNSを見ます。

すると、こんなハフポストFBが目に留まりましたよと。

www.huffingtonpost.jp

あーいわゆる環境問題系の問題提起、なるほどですね、動画を全部見てみます。

見終わった後、絵も言われぬ違和感を覚えたというのが正直な感想ですかね。

 

違和感を覚えたのはなぜか、まとめてみると以下なんでしょうね。

  • 同じ演説内容を「インド」でやったらどうなるのか。個人的にはデリーやコルカタで再現性のある演説やアクションが取れるのかどうか気になりましたね。

    この前、デリー・グルガオン地域に出張で行ってみたのですが、空気わりーと思う反面、新興国あるあるの「この今まさに成長して国として伸びている感」を実感したわけですよ。それを踏まえると、まったく同じロジック・内容でデリー大学とかでグレタ女史が演説したら、インド人の反応はどんなことになるのか非常に気になるわけです。

  • ここのコンテキストでの「大人」は発展途上国も含むのか。
  • 感情に訴えるのではなく、何か施策や政策提言すればいいのに。

 

Twitterに二酸化炭素を可視化できるスタンドを持っているというTLが流れてきましたが、どうやら違うみたいですね。

togetter.com

 

目立った反論としては以下が散見されますね。

反論の要旨としては、

  • もっと対策できるように不登校にならずに学校行ったら?
  • 大人のアクションもちゃんと分析したら?
  • 経済成長も必要じゃないの?

といったところでしょうか。

www.thesun.co.uk

 

www.huffingtonpost.jp

 

まとめればまとめるほど、「環境問題ってやはり先進国と発展途上国の問題でもあるんじゃないのかな、論点設定しなくてもいいんだろうか。」と思ってしまうわけです。まる

 

 

 

 

【備忘録】インド・バンガロールで開催されるスタートアップイベント一覧:その1

ということで、たまには本業関連の記事も書いてみますわよと。バンガロールはインドの他の町とか異なり、「ITハブ都市・スタートアップ」という言葉に象徴されるように、その手のスタートアップイベントがたくさんあるっていう感じでしょうか。この辺の歴史的背景を戦前からさかのぼると面白そうなので別な機会でまとめてみようと思います。とはいえ、小規模なものやクローズドなものまで網羅しようとするときりがないので、メジャーどころ、主なものをまとめますさかい。

 

まずは、一覧。時期はたまにずれるので必ずしも毎年この時期に開催!って訳ではないので、悪しからず。

 

1.バンガロールで開催される主なスタートアップイベント一覧

6月と11月に集中している印象を受けますね。

 

【バンガロールで開催される主なスタートアップイベント】

No イベント名 時期 規模感 URL
1 LetsIgnite Bangalore 6月 1500人 https://letsignite.in/
2 HeadStart X 6月 1500人 https://headstart.in/initiative/entrepreneurship-conclave/headstart-x-2019-bridging-ecosystem
3 Zinnov Confluence 6月 4000人 https://confluence.zinnov.com/india
4 TechSpark 10月 3000人 https://events.yourstory.com/techsparks
5 NASSCOM Product Conclave 11月 4000人 http://productconclave.in/index.html
6 Tech Summit Bengaluru 11月 3000人 https://www.bengalurutechsummit.com/


*Techsparkは9月開催だったが、2019年はスピーカー事情で10月にずれた模様。 

私個人はまだZinnovとNASSCOMのイベントには参加したことがないので、残りの4イベントの実際の感じをまとめつつ、どんなスタートアップイベントだったかまとめてみましょうか。6イベントをまとめると分量すげーことになってしまうので、分けてまとめてみます。

 

2.LetsIgnite/Letsventure

エンジェル&投資家とスタートアップをつなぐプラットフォームを運営している「Letsventure」の看板イベントですね。確かファンドパートナーでGREEがついていて、かつパーソルグループのオープンイノベーション部隊eiiconと提携していたような気がします。

【Letsventure URL】

letsventure.com

2-1会場の雰囲気

f:id:osadaken:20191027194056p:plain

Leela Palace hotelで実施されており、会場はかなり余裕め。

 

f:id:osadaken:20191027194222p:plain

小部屋でフィンテック、ヘルスケアとキャッチーなテーマでのトークセッションとピッチが開催されていました。

 

f:id:osadaken:20191027194333p:plain

ブースにもスタートアップが出展している。LetsVentureのポートフォリオスタートアップが出展しているためレベルが高い。

2-2. 出てみての感想

  • 招待者専用、LetsVentureの支援先限定でクローズドセッションがあり、法務・投資・事業戦略もろもろのメンタリングを受けることのでき、手厚い支援体制なんだなぁと感じました。
  • 一般参加者向けのセッションもそこまでパツパツではなく、余裕がある印象を受けました。
  • 100名未満のチームでこの規模のイベントを回しているのはすげぇと感じました。
  • 投資家がめちゃ多い印象。そりゃあ、投資家とスタートアップのマッチングサービスやっているLetsventureだからねぇ。
  • 投資を受けたいスタートアップが懇親会でひたすらエレベーターピッチしたり、ポートフォリオ同士でコラボしていきたい投資家やVCが参加するのは面白いのではないかぁという印象。
  • ピッチはやや厳しめ。
  • 実際ここで面白いスタートアップ数社とつながることができ、今でも知己となっているので、よい感じのエコシステムになっているかと思案。

 

3. HEAD START X

インド最大のスタートアップ互助団体HEAD STARTが開催する年次総会的なイベント。毎年いろんなTier1都市で開催している模様。2019年はハイデラバード(バンガロールから飛行機で北に1時間ほどの場所)、2018年はバンガロール開催でしたね。来年はどこになるでしょうか。HEAD STARTが素晴らしいのは、互助団体ということで参加メンバーがほぼスタートアップ関係者かエコシステム関係者の互助で運営されているっていう点ですね。来るもの拒まずな雰囲気なので、リファレンスなしで「おれ日本から来たんだけど、今度ピッチやるからシクヨロ!」な感じで行ってみて、よく受け止めてくれて、付き合いを始めてくれたわと回顧。

 

【HEADSTART】

10年の歴史を持ち、インド23都市で活動を実施し、15000スタートアップの支援実績があるのは互助団体としては「凄い」の一言に尽きますわ。

headstart.in

 

f:id:osadaken:20191027195256p:plain

HSXの名の下で

3-1会場の雰囲気

f:id:osadaken:20191027195815p:plain

スタートアップ関係者向けに様々なテーマでスピーカーによるセミナーが実施されています。ややタイムスケジュールがパンク気味ですけどw

 

f:id:osadaken:20191027200113p:plain

2018年のもの。ピッチももちろん、スタートアップのブースも完備。この時はSAPのキャンパスを借りてましたね。

3-2参加してみての感想

  • タイムスケジュールはややパンクしているけど、豪華スピーカー目白押しの印象。ただ、ターゲットを絞らないと時間切れになってしまう。
  • ピッチはその地場のエコシステムプレイヤーからフィードバックをもらうことができるので、その州のプレイヤーと繋がりたいときには面白いのではないだろうか。
  • HEAD STARTのメンバーが極めて優しいので非常にありがたい。
  • 各州に点在しているHEAD STARTの主要幹部陣が一同に集まるので、この州のこのスタートアップと繋がりたい!この業種のスタートアップと繋がりたい!というときには話が極めて速いかと。

 

ということで、ますは2イベントまとめてみましたよと。残りのイベントは次の記事でまとめてみます。

 

 

73回目の独立記念日/ Independence day in India

もはや毎年恒例となってしまいましたが、今年はリアルタイムまとめできなかったので、各社報道とパキスタンからの反応をまとめますさかい。ガンディー誕生日と独立記念日はプージャ(お祝いの儀)&ドライデーなのは風物詩でしょうね。モディ首相就任6回目の演説となりますね。でもバンガロールはドライデーのはずだったのに堂々と飲めたので、地域差でもあるんでしょうか(白目

 

f:id:osadaken:20190817010119j:plain

さてパラパラ見ていきましょうか。

 

1.モディ首相独立記念日演説動画

英語だと、この動画が分かりやすかったです。Highlightだと網羅性低いんだなぁと実感。やはり全部聞くしかないのかと。。CNNの方が英語字幕多めでおススメ。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

2.モディ首相の演説概要

2-1大まかな概要

導入・謝辞

  • 洪水の被害に遭われた方々へ弔意を表明するとともに、復旧への支援します。
  • この独立記念日は自由のために戦ってきた先達のお蔭だと、敬意を示すとともに、今のインドへ貢献してくれている全ての人々へありがとう。
  • これは2019年総選挙後の初演説となりますが、次の5年でも大躍進を約束します。

農村、水対策

  • 農村向けの保証は手厚くやります。
  • 水配分問題については専門省庁を作って対策します。
  • 特に全ての家庭に「水」が足りていない、大型予算を組んで飲料水を享受できるようにします。Swaaach Bharatのように飲料水も同じプロジェクトやりまっせ。

ジャンム・カシミール問題

  • ジャンム・カシミール問題については、パテル(独立時副首相)以来のメスを入れて解決に導きつつある。この解決手法についてはカシミール地方の人々にとってもメリットがある。
  • 1国1憲法という理想はこれにて実現された。

因習、文化政策

  • ムスリムの因習、Triple Taliqは絶対なくす!
  • 貧困から未だ脱出できていない層は多い、何とかします。
  • 社会の発展には教育が必須。
  • そもそも社会の変化にはマインドセットの変化が必須。
  • 全てのインド人はインド文化に依拠していなければならない!

経済政策

  • インドで生活&ビジネスしやすくしようぜ。
  • 州政府と中央政府は同じ方向向いていこう。
  • 要らない法律はざっくり削るぜ。
  • インフラにも大型予算(Rs 100 lakh crore)突っ込むぜ!!!!!
  • 5兆$経済創るぞ!!!
  • インドは世界基準に適合するように求められています。
  • 全ての人々に平等な機会を。
  • 75回目の独立記念日には全インド人が家ある状態にします。予算はRs 3.5 lakh crore(ドドン
  • 輸出ビジネスも振興します。
  • インドを世界有数の観光地にしていきましょう。
  • 2021年までに15か所の観光ハブ地に行こう!

安全保障政策

  • 安全保障と平和はコインの裏と表です。
  • アフガンも独立記念日おめ
  • テロとの戦いには決して屈しません。
  • 防衛部門省庁で「Chief of Defence Staff」を置きますよ。防衛力をより強化します。

環境政策

  • プラスチック使用は控えましょう、インド製の布袋使って農家支援しよう。グリーンに行こうぜ。
  • 我々は化学物質で母なる大地を汚している、土壌保護のために化学物質を使うのやめよう。殺虫剤使うのやめようや!

 2-2 所感、重点ポイント

要約すると、貧困撲滅・経済成長・環境にも配慮・大型予算でブチアゲ!・安全保障はジャンム・カシミールしっかりしつつ、新しいポストで防衛力強化、という感じですかね。

 

個人的には、これポピュリズムを上手く利用して開発独裁路線行くんか?と思いました。インド人フレンズに聞いていても、「次の5年で完全な結果が求められているぜよ。」というテンションですね。気持ち過去2回の演説よりも具体的な数字・政策が列挙されているように感じられました。

 

BJPだから、「ヒンディーバンザイ!!!!!!至上主義わっしょい!!!」ではなく、しっかりムスリムの因習に対してヒンドゥー教徒だけど取り組む姿勢を見せて、宗教対立を中和させているんかなぁと思案。このTriple Taliq対策は3年連続でテーマになっていますわね。

 

あとは、農村対策はもちろん票田なので欠かさずというテンションで、からの輸出・旅行・環境対策(プラ禁止)で具体的な施策を走らせている印象。

 

 

3.パキスタンの反応(イムラン・カーン首相)

全然英語での動画を見つけることができないので、ダイジェストとか分析からの抜粋になりますが、大まかにはこんな感じですかね。

    • インドの暴挙(ジャンム・カシミールの自治権はく奪)を批判
    • モディ首相のやり方はナチスそのものじゃねぇか!!!
    • 国連に抗議して、公正なジャッジを求める。

【イムラン・カーン首相のTwitter】

民族浄化ってパワーワード、久しぶりに見ましたわよ(白目

モディ首相が演説で一言もパキスタンについて触れていなかったのは、既に内政問題として処置しているからなんでしょうかねぇ。 

 

ということで、安全保障面では引き続き熱戦になるかどうか注視が必要ですが、経済面とかは色々キャンペーンが走っていくのではないかと。

 

なんかジャンム&カシミール州がざわついているらしい

なんかTwitterで#article370がトレンドになっていたので、なんぞ?と思ったら、ジャンム・カシミール州の特別待遇がなくなって、ジャンム・カシミール州が分割されて別々の州になるっぽいですねぇ。

 

 

1.ジャンム・カシミール州問題

世界史的に言えば、いわゆる「カシミール紛争」ですね。

インド・中国・パキスタンの三国が領有権を主張している「南アジアの火薬庫」というべきでしょうか。

1-1地理的配置

引用元:https://www.nationsonline.org/oneworld/map/Kashmir-political-map.htm

【実効支配地域】

緑系:パキスタン

焦緑:インド

薄緑:中国

Political Map of Kashmir

1-2歴史的背景

 

遡ると、1947年の分離独立でしょうか。ジャンムカシミール州はそもそもヒンディー系の藩王(イギリスに自治を認められていた王様)がムスリム系住民を統治していたのですが、分離独立(藩王はインドかパキスタンか選んだ)に際して、藩王が「インドにつきます。」といったものだから、ムスリム系住民は「ええええ!!!!」となり、ムスリム国家であるパキスタンへの帰属を求め、パキスタンとしても、ムスリムの保護ということで介入、「印パ戦争」という展開になりました。この二国間に中華人民共和国も介入してきたから更に複雑化。。

インドとしても、同地域は北部の玄関なので取られたら安全保障上マイナスなので、手放したくないのではないかと思案。

 

【三国関係】

インド:元々のジャンムカシミール州藩王国全土を領有主張。

パキスタン:中国の支配地域以外のジャンムカシミール州領有を主張。

中国:アクサイチン地方の領有を主張(この辺は中印国境紛争におけるチベット・ブータンエリアとの国境紛争にもつながるぽい。)

 

パキスタンは中国からの軍事支援をもろに受けているので、親中的な感じですね。中印は中ソ紛争でインドがソ連側だったのもあり、引き続き対立していますね。

 

2. Article370(インド憲法370条)とは?

インド憲法第370条は、ジャンム・カシミール州に「特別な地位」を与えた条項です。この条文は、憲法における 「暫定的、経過的及び特例」条項 にて起草されました。この条項があるので、J&K州の居住者は、他のインドの州の居住者と比較して、市民権、財産の所有権、および基本的権利に関連する法律を含む、別の一連の法律の下で生活していると定義されたっぽいです。故に、他の州のインド国民は、ジャンム・カシミール州の土地や財産を購入することができないとのこと(まじかよ)。

英語の解説資料を俯瞰してみると、この条項があることによってジャンム・カシミール州は以下の恩恵・待遇を受けていたっぽいです。

  1. ジャンムカシミール州はインド憲法の完全適用免除
  2. 防衛・外交・通信の3分野ならインド中央政府は介入おk
  3. その他の項目は州政府の合意があればおk
  4. 州の議会が「一致」すればこの条項をなくすことができる。(一致できなくね)

ということで、いままでジャンムカシミール州の人は「特別自治」みたいな形態でインド中央政府からの直接統治を受けずによかったということなんでしょうかね。

 

3.どうなるの?

まず、特別条項が廃止されて、州が2分されるようです。このうち、Ladakhエリアは連邦直轄州になり、中央政府直下となります。残った部分は州として残るみたいですね。

【新しい地図】

J&K map

引用元:https://www.timesnownews.com/india/article/jammu-and-kashmir-jk-map-ladakh-india-all-you-need-to-know/463891

 報道機関からはこんな図解もありましたで。

引用元:https://www.news18.com/news/india/kashmir-live-updates-jammu-and-kashmir-tension-article-370-article-35a-narendra-modi-amit-shah-srinagar-2258121.html

 大統領令によるパワープレイで廃棄したので、恐らく意図としては、

  1. ジャンムカシミール州がもろにテロの温床になっているから中央政府による安全保障&治安政策を強めますよ。
  2. 治安も同じく、ちゃんと中央警察権力が及ぶようにするね。テロ撲滅。
  3. インドへの帰属をもっと強めましょうか。
  4. 緩やかにジャンム・カシミール州はインドの一部になりましょうね。

 

まぁ、当然パキスタンとしては反発してますね。何を勝手になテンションでしょう。

www.businesstoday.in

 

どんな選択肢もあるって!!!!

 Will exercise all possible options to counter the illegal steps, say Pakistan

引用元:https://www.businesstoday.in/current/economy-politics/kashmir-turmoil-live-updates-schools-colleges-closed-mobile-service-suspended-section-144-imposed-in-jk/story/370544.html

 

時期的に見て、あ~~~~、、、「8月15日」の直前に打ってきたのね、という印象です。「独立記念日」の直前かつ、今年は国父マハトマ・ガンディーの生誕150周年。節目を飾る施策は全部打ってBJP政権の実績をアピールしてくるのかなぁという。

 

たまにインド人フレンズとモディ政権について話すのですが、

  • 今までがクソ過ぎたので、この5年は基盤整備に使ってもらった。
  • 少なくとも汚職は減っているはず。
  • 強いリーダーシップは求められるし、支持される。
  • この後の5年に期待大。

ということなので、まだまだ目立つアクションはあるのではないかと思料(小並感。

 

 

 

 

インドでクラウドファンディング、略してインドでクラファン

基本的にインドアマンなので、Twitterは中毒気味にやっています。

やはり、「インド」とかのキーワードでエゴサするのはよくやるわけですよ。

個人的に最高だと思ったハッシュタグはこちら。

#インドでキャバクラ

#インドでパパ活

 

インドでキャバクラ始めました(笑)

2013年リアルタイム連載でしたね。当時新卒で鬱だった時に、何度も心が救われた名作です(意味深。グルガオン?でカラオケキャバクラを立ち上げていた沼津マリーさんのインド戦記がコミカルに描かれていて最高に面白いです。まさか連載開始4年後に自分がインドへ行くとは当時夢にも思いませんでしたがw

www.moae.jp

 

インドでパパ活については、Twitterのハッシュタグ検索すれば全部見えてきますw

いわゆるインドの暗部がドロドロ書かれているってやつですなw

 

ということで、ポルカとかいろんなところでインド系のクラウドファンディングが散見されるので、どんなもんかいの?という感じでのまとめですわ。クラウドファンディングとかあれだな、大学4年生時におけるStudy Gift事件が懐かしい。てかそれでクラウドファンディングについての知識が止まっているわ(;´・ω・)

 

www.j-cast.com

 

ということで、教えてWiki先生!!!!!

 クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれ、日本語ではクラファンと略されることもある。

(中略)

クラウドファンディングは資金提供者に対するリターン(見返り)の形態によって下記の3類型に大別される。

金銭的リターンのない「寄付型」
金銭リターンが伴う「投資型」
プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」

引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

 

 さてさて、インドネタでどんなクラウドファンディングが行われているか調べてみましょうかと。分類別で見ていきまっせ。

 

f:id:osadaken:20190729233459j:plain


 

1.インドの社会問題解決系クラウドファンディング

はい、Readyforで発見でござい。25件くらいありますね。社会問題解決系なネタが多いかと。

readyfor.jp

 

一番集めたプロジェクトを見ましたが、ど直球での社会問題解決系なプロジェクトっすね。

readyfor.jp

 

2.インドのアート系クラウドファンディング

続いてはこれですか。いわゆる芸術系・アートってやつすね。

motion-gallery.net

2017年からインド系プロジェクトは見えないですが、これが最新のようですね。インド系アートと織り交ぜていますねぇ。

motion-gallery.net

 

ここまで見てみると、あ~クラウドファンディングに合いそうな形だなぁと思います。

 

3.インドへの旅費、備品購入のためのクラウドファンディング

最後に、数自体は多くないですが、旅費捻出系のクラウドファンディングがありましたね。この手の企画はPolcaで散見されました。

Polca、パッと見で身内間での投げ銭的な感じっすかね。

注意:Polcaはサービスを停止するようなので、もうこういう旅費&備品購入のためのクラウドファンディングネタはPolcaでは見ることができないです。

 

【報道】 https://thebridge.jp/2020/01/campfire-will-shut-down-friend-funding-polca-at-this-oct

 

kayoreena920.com

 

note.mu

 

polca.jp

 

調べてみた感想としては、社会問題解決・アート系がクラウドファンディングの案件において約9割くらいを占めて、旅費捻出系が1割あるかないかといったところでしょうかねぇ。おそらくクラウドファンディングのサイトポリシーとか特徴によって変わってくるんですかね。

 

今度何かしら実験してみようかしらん。リターンの設計がキーになってくるんだろうなぁ(小並感。

 

インドにおける詐欺対策

基本的にはインドアマンなので、暇さえあればTwitterに張り付いております、ええ。最近タイムラインを眺めていたら、またインドネタでバズっている投稿を発見しました。

 

f:id:osadaken:20190728185540p:plain

1.何が起こったのか(インドにおける詐欺)


【当該投稿】

 

最近の趣向はNote書いてからの、クラウドファンディング(https://polca.jp/projects/hjrC04r9hlS)まで持っていくのか、おっさんにはよう分からんわと思いつつ、何か凄い有名な写真家さんが介入された事件とケースが似通っているなぁと感じ、思い返してみると、やっぱりドンピシャでしたよと。

 

【過去の事例】

 

tabisora.com

引用元:http://tabisora.com/blog/travel/india2019-cheat/

 

ってか、2事例ともジャイプールやないかーい!wwwww

ジャイプール:ラジャスターン州にある街。北部インドにおける観光名所。

 

つまるところ、

1) インドの詐欺師は劇場型でグルになっている奴が多いから気を付けろ
2) インド人の演技力やべぇ
3) 悪い人には見えないのに・・・

ということなのでしょうか(乱暴なまとめかな。

 

さて、上記の事件はインドだけに当てはまるのかというと、どうなのでしょうかね。
個人の見解としては、別にインドに限らず世界中旅していれば出くわす事象なのかと思案。

 

個人的には、知らない街や観光地において、全く面識もなく知らないインド人に話しかけられても、基本的には無視・無反応・現地語ないし英語で拒否すれば大概の問題から解放されるような気がしないでもないです。

 

最近は話しかけられても、ベラ!!!!イッラ!!!!(カンナダ語でNO)やナヒーン(ヒンディー語でいいえ)を早口で連発しまくって「なんだこいつ」感を醸し出すようにしています、はいw 

 

2.インドで詐欺&犯罪被害に繋がるかもしれないと思った事例

折角なので、パターン別に見てみましょうか。危ない事例を羅列しているので、全員が全員悪人というわけではないかと思います。

 

【やばいと感じた個別具体事例集】

1) オートリキシャの運転手

とにかくお土産屋さんに連れていって高い買い物をさせて成功報酬が欲しいタイプの運転手。メーター使わないで法外な値段を吹っかけてきたり、最初握った値段とは異なる運賃を請求してきて、もう不快指数が上がりっぱなしになること間違いなし。私の経験として、バンガロールパレスからMGロードの駅までの乗車で300ルピー請求されて、挙句「もっとチップよこせ。家族がいるのだ、これくらい恵んでくれなきゃインドでやっていけないぞ」と言われて「知らんがな・・・最初に約束した料金しか払いませんサヨナラ。」とお金だけ払ってサヨナラしましたが、これ以来、OLAや公営の乗車場以外では流しのリキシャには乗ろうとも思わなくなりましたね。

 

2) 流しのタクシー

英語ダメ、地図読めない、場所知らない、そして上記にあったようなリキシャの運転手の性質も掛け合わせており、中々ひどい。

 

3) ガイドを名乗り出てくる謎の事情通振るインド人

いや、Googleあるので結構ですという感想しかない。やや性質が悪いのは、片言の日本語を使って詐欺展開へもっていこうとするインド人ですね。いや日本語が流ちょうなら流しっぽいガイドなんてやらないで専属や通訳やっているでしょ逆に怪しいわ!って話ですね。

 

4) 謎のアンケート学生

いや、個人情報抜こうとしているのがバレバレですから。アンケートお願いしますと連呼する前に学生証見せてくださいよ。別のイベントでは、「私、この学校の者なのですが、差支えなければお話を~」と英語&IDカード提示で学生さんから話しかけられ、「ああ、やっぱりそうだよね」と安堵したのがいい思い出です。この手のアンケート学生は小学生系から高校生系まで年齢が幅広く分かれているので注意が必要です。メトロやモールの近くにいるので注意が必要ですね。

 

5) 物乞い&押し売り系

基本全無視。専門の支援機構にお任せしましょう。支援機構への寄付が解決策ではないでしょうか。

 

6) 意味不明な感じで絡んでくるインド人

向こうが道を聞きたい体なら全然問題がないです。過去経験したケースでは、「遠方から来て旅費が尽きた、恵んでくれ。」といきなり街中歩いていたら乞われて、「いやいや問題があるなら警察行ってくれよ。」と躱した記憶があります。街外の遠方から来ているなら何故街中ど真ん中メトロの駅近くにいるのよ。あと、「ちょっとお話したいことが~」っていやいやいや怪しいわ!という人もいましたね。更には独立記念日にかこつけて意識調査だか何だか個人情報を抜こうとして接近してきた人もいましたね。意味不明じゃ!と逃げましたが。

 

こうしてみると、日本でも、謎のプロ市民活動家、謎の募金アンケートマンとか散見されるので根っこの部分では似ているのかもしれませんねぇ。

 

あ、あと思い出しましたが、小学校かどこかで「登下校中は見知らぬ人に話しかけられても絶対についていかないように。」と教わったような気がしました。

 

3.過去のインドにおける詐欺事例まとめ

「インド 詐欺」でググったら出てくる出てくる。ということでハイパーリンク祭り。

 

beginner-backpacker-blog.com

 

storys.jp

 

yama-tabi-run.com

 

 

また、Twitterで#インドでキャバクラ、#インドでパパ活というハッシュタグが盛り上がりを見せていたでの、#インドでクラファンもあるんじゃあないかと思案し、今度まとめてみようかと思うのでした(小並。

 

備忘録:インド・バンガロールのスタートアップ事情(日系動向まとめ・その2)

「インドのスタートアップと言えばですねぇ~~~~(業界人風)」というように、轆轤は回す気はないですが、ブログ記事は引き続きさぼりがちなので、ちゃんと書き続けたいと思う今日この頃。

 

【前の記事】

osadaken-india.hatenablog.com

 

é¶å¨, æä½ã, ã«ãã, è±ç¶, æ, ç²å, ããªã¼ããã¿ã¼, ã»ã©ããã¯ã¹, è½è½¤, æ±ã, 1 ã¤

 

というか、前回の記事からもう半年近く経つのね。前回載せきれなかったアクションも含めつつ、政府系・民間問わずいろんな動きがありましたので、公開情報中心にまとめてみますよと。所感としては、プレイヤーがまた増えて多様性が増してきたのかなぁという感じです(小並感。

 

 

1.Bengaluru Tokyo Technology Initiative/BTTI

ANEWホールディングス(日本)とカーネギー・インド財団(ベンガルール)が組んで運営している日印産学官連携系の座組み。日本・インドで交互に開催されています。今年の3月で4回目となるイベント開催があり、毎回多数の企業、スタートアップ、教育機関が参加しています。第5回目がいつになるのか気になるところです。

www.anew.holdings

 

2.Morning Pitch

デロイトトーマツベンチャーサポート鉄板企画の「モーニングピッチ」ですが、2018年8月からインドに上陸しております。基本的にはバンガロール開催が主ですが、デリー、ハイデラバードでも開催されております。通算7、8回開催されており、2か月から3ヶ月に1回の開催頻度でしょうか。何とか皆勤参加を目指したいものです。座組としてはインドのスタートアップが日系やインドのVC&大企業にプレゼンする形態となっています。

eventregist.com

 

3.双日

遂に商社スタートアップ投資部隊がバンガロール上陸ですよと。2019年4月頃に事務所が開設という展開でした。

 

www.sojitz.com

リリース発表時には、在ベンガルール総領事館もフィーチャーされていました。

 

 引用元:https://www.facebook.com/ConsulateGeneralofJapaninBengaluru/

 

4.Beyond Next Ventures

 直近だと、この動きが最も新しいかと。技術シード、R&Dに強いBeyondとインドのC-Campの提携はR&Dの聖地であるバンガロールならではといったところでしょうか。

 

www.indianweb2.com

 

正式リリース:http://beyondnextventures.com/pr20190603.pdf

 

5.直近でのJETROイベント

直近でアツいイベントが2つある感じです。医療系特化型とYOURSTORYが運営するTechSparkというインドエコシステム最高峰のイベント参加、っていう二本立てのようです。

www.facebook.com

www.facebook.com

引用元:https://www.facebook.com/jetroinnovation/