バンガロールでスタートアップのインド法人を立ち上げ中な文科系男子のインド日記()

大手損保→人材ベンチャー→実家のあれこれ→日系現地法人→バンガロールで日系スタートアップ法人立ち上げとふらふらしている文科系男子のインド備忘録

インパール平和記念館へ行ってきた

前回の記事で筆をおいたので、続編ということで仕事でインパールへ行ってきましたよ、ええ。思ったより危なくないけど、それでも気をつけなきゃいかんのかなぁと思いました(小並。

 

【前回の記事】

osadaken-india.hatenablog.com

 

1.インパールへの行き方

それなりにインドの主要都市から行くことができます。デリー・ムンバイ・コルカタ・ベンガルールから直通便が飛んでいます。(ただしコルカタやグワハティに一回とまるパターンが多い。)ベンガルールからだと往復7000ルピーちょいではないでしょうか。

ただ、気を付けなければいけないのが、インパールの空港、15時台で飛行機がなくなってしまいます。往復のプランニングは注意ですね。空港が小さいせいか、就航している便が少な目だからなんでしょうかね。関係あるかわかりませんが、インパール、17時台でめちゃくちゃ暗くなるという・・・・(;´・ω・)

 

ちなみに、ウーバー、OLAといったタクシーアプリはアウトオブサービスです(白目

ですので、地元のタクシー会社等に手配依頼しなきゃって感じになりますね。

 

2.インパール平和記念館

ということで、実際に行ってきましたよと。現地に残っていた遺留品展示とインパール作戦に関係する年譜(ビルマ戦線と絡めて)が主な展示でした。わかりやすい展示でしたよ。外観から見てみましょうか。でも実際に見てみるのが一番魂にきます。構成としては、インパール作戦の全容と遺留品展示と現代に続く展示ということでマニパール州の文化や風習を紹介するコーナーも併設されています。

*入館料掛かります、外国人なのでインド人価格とは違いますが、数百円レベルです。 

2-1入口付近

安部首相ようこそ!の横断幕がありますね。2019年12月に訪印予定でしたが、グワハティで暴動が発生してしまったので延期と。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、屋外

 

2-2入口

外観こんな感じですよっと。コンパクトな印象を受けます。

画像に含まれている可能性があるもの:空、屋外

 

2-3内部の展示

実際に見てほしいので、抜粋にとどめますが、遺留品がそのまま展示されています。建立に係った人に話を聞いたところ、東京やひめゆりの塔を参考に展示配列を考えたそうです。

 

写真の説明はありません。

 

そして、一番震えたというか、泣いてしまったのが、この展示。ビルマ戦線開帳後に、日本軍がインパール方面に空爆&攻撃したときからインパール作戦に至るまでのインド側の戦没者の慰霊碑となっています。ボースのインド国民軍に参加して戦死した人も慰霊碑があります。

写真の説明はありません。

 

2-4安倍首相揮毫「平和」

画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってるf:id:osadaken:20200218005354p:plain

3. インパール山間部と農村風景

ちょっと山のほうに行ってみましたが、山から見た風景全部が田んぼになるそうで、すげぇ肥沃なんだなぁと感じました。

画像に含まれている可能性があるもの:空、山、木、屋外、自然

 

あと、回っていて感じたのは何とも名状しがたい懐かしさというかノスタルジアですね。円谷作品(怪奇大作戦や昭和ウルトラマンシリーズ)に出てくる農村の牧歌的風景をインパールに投影したのかもしれないです。

 

画像に含まれている可能性があるもの:山、空、雲、屋外、自然 

 実際に行ってみた感想としては、以下となります。

 

【治安面】

・いうほど危なくないけど、17時くらいから一気に暗くなるので夜の一人歩きはダメ。

・昔ほど危なくないといわれているけど、単独ではなく複数人で行くのがおすすめ。

 

【精神面】 

・インパール作戦で被害を受けたにも関わらず、インド人サイドから遺留品回収や憲章頂いているので感謝の極み。

・何かしら感じるノスタルジア

 

おそらく、もう何度か通うことになるのだなぁと思いました。